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歴代大統領の初仕事。

今日は逐次クラス。ライス国務長官のスピーチを訳していきました。お題は「変革外交」。

 かつて実力テストで彼女のインタビューを聴いたときには、さっぱりだわんと思っていたのですが、時の流れはげに尊きかな。先週と今回と聴いてみて、「わかりやすいな」と思いました。スピーチだったから、聴衆に分かりやすい構文構造だったからかもしれません。

 そんな逐次通訳レッスンを終えた後、皆で発音の話になりました。発端は、彼女がalliesという単語を通常のアクセント"a"ではなく、"i"に置いていたことから。インテリアクセントなんですって。

 で、そこから「ブッシュ大統領のアクセント」になりまして。彼はテキサス訛りをよく指摘されます。顕著なところでは"nuclear"をちゃんと発音できない、と揶揄されていますよね。

 「ちゃんと練習しなかったからでしょうね」とY先生。

 「普通は発音矯正するものなんですか?」と訊くと、「大体就任して最初に発音の練習はするんでしょうね」とのこと。

 近いところで言えば、クリントン前大統領は就任当時、それはそれはきついアーカンソー訛りだったらしいのですが、就任後、日を追う毎に発音がクリアになったのだとか(って英語の「標準語」ってどこなんだろう?)。ただし現在はまたアーカンソー訛り発揮中らしいですが。

 大統領の発言は広く国民全体に対し、全世界に対してなされるものだから、確かに、明瞭な発音にて理解を促すことは必要なんだろう、とは思います。

 知らなかったなー。

 にしても、確かに私は彼の演説はなるべく聞きたくはないのですが・・・だってすっごく発音が気になる。揶揄されていることを知らなかったときでさえ、「あああなんだかこの英語聴いてると私の英語が変になるやも」と思ってました。

 発音ひとつが命取り。まあ、仕事、きっちりやってくれさえすれば、いいんだけど。

 それにしても、ライス長官のスピーチはお見事。そつがない、という感じで「おいおいどの口が」という発言もあるにしても、流石は才媛ですね。って誰が書いてるスピーチかは知りませんが。

 ところでブッシュ大統領の知能指数が80って本当ですか?なんだか反対陣営の単なる攻撃なんじゃないかと思うんですが・・・っていうか、思いたい。
by ruach2003 | 2007-02-05 20:58 | スクール
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