永らく更新せずに失礼いたしました。
まだ見てくださる方がおられると良いのですけれど。(特によっしーさん、お元気でしょうか)。 4月16日より、派遣で社内通訳・翻訳を始め、日常の中に通訳修行が見事に組み込まれる、という非常に有難い日々を送ることになりましたので、勉強と日常の境目、というのがつけ難い状況です。 ですので、日常を綴った下記のブログに統合しようと思います。 Happy, Lucky & Lovely なまいにち http://soblessed.exblog.jp/ 本当に、ご無沙汰してしまって申し訳ありませんでしたが、よろしければこちらで、一通訳の奮闘(もっぱら翻訳ですけど)、学び、等々、分かち合ったり意見交換したり、できれば幸いです。 あとは・・・今勉強ばっかしてて、本当に先あるのか?って方が、もしいらしたら(勉強をもくもくひとりでし続けるのは、本当に、時として大変であることだ、と思います)。 あるよ! ってこと、このブログで、確信していただけて、励みとして使っていただけたらなあって、思います。 #
by ruach2003
| 2007-07-01 01:36
| 仕事
今日は逐次クラス。ライス国務長官のスピーチを訳していきました。お題は「変革外交」。
かつて実力テストで彼女のインタビューを聴いたときには、さっぱりだわんと思っていたのですが、時の流れはげに尊きかな。先週と今回と聴いてみて、「わかりやすいな」と思いました。スピーチだったから、聴衆に分かりやすい構文構造だったからかもしれません。 そんな逐次通訳レッスンを終えた後、皆で発音の話になりました。発端は、彼女がalliesという単語を通常のアクセント"a"ではなく、"i"に置いていたことから。インテリアクセントなんですって。 で、そこから「ブッシュ大統領のアクセント」になりまして。彼はテキサス訛りをよく指摘されます。顕著なところでは"nuclear"をちゃんと発音できない、と揶揄されていますよね。 「ちゃんと練習しなかったからでしょうね」とY先生。 「普通は発音矯正するものなんですか?」と訊くと、「大体就任して最初に発音の練習はするんでしょうね」とのこと。 近いところで言えば、クリントン前大統領は就任当時、それはそれはきついアーカンソー訛りだったらしいのですが、就任後、日を追う毎に発音がクリアになったのだとか(って英語の「標準語」ってどこなんだろう?)。ただし現在はまたアーカンソー訛り発揮中らしいですが。 大統領の発言は広く国民全体に対し、全世界に対してなされるものだから、確かに、明瞭な発音にて理解を促すことは必要なんだろう、とは思います。 知らなかったなー。 にしても、確かに私は彼の演説はなるべく聞きたくはないのですが・・・だってすっごく発音が気になる。揶揄されていることを知らなかったときでさえ、「あああなんだかこの英語聴いてると私の英語が変になるやも」と思ってました。 発音ひとつが命取り。まあ、仕事、きっちりやってくれさえすれば、いいんだけど。 それにしても、ライス長官のスピーチはお見事。そつがない、という感じで「おいおいどの口が」という発言もあるにしても、流石は才媛ですね。って誰が書いてるスピーチかは知りませんが。 ところでブッシュ大統領の知能指数が80って本当ですか?なんだか反対陣営の単なる攻撃なんじゃないかと思うんですが・・・っていうか、思いたい。 #
by ruach2003
| 2007-02-05 20:58
| スクール
医学系の地方会のお手伝いをしました。
それは国際的なものじゃなかったので、勿論通訳はおりませんし、語学スタッフとして参加したわけではなかったけれど、収穫はたくさんありました。 まず。 音がクリアじゃない・・・。 マイクが悪い、という話ではなくて、プレゼンをずっと会場で見ることができたのですが、口の中でだらだらっと言ってしまう方や、もう既知の上長い名詞なんかをつるっと流して発音されるんです。 スクールではなるべく明瞭なものを選んで教材とされているので、現場ってきっとこうなのね、と思うとおそらくえらい目に遭います。 だからスクールで音が割れても不明瞭でも文句言わないんだけど。 これを聞き取るのは大変だと思いました。 次に。 医学系の学会って(て、全般は知りませんが)、カタカナが多い! 固有名詞その他、英語のままってことが多いです。動詞も英語だったりします。助詞助動詞だけ日本語?と思うこともありです。 かといって楽なわけではないのでしょうけれど。 門外漢にとっては意味がわからない単語。だけど、その業界にいる人にとっては当たり前の日常語なのでしょうね。 #
by ruach2003
| 2007-02-03 23:25
| 仕事
宿題でスピーチを日本語から英語に訳出しています。
日本語から英語への訳出の場合、少なくとも「原発言の理解に不安なし」だと思ってしまいます。よほど専門的な話題である場合は別ですが。 それはそれで、間違ってはいないのですが、うっかりすると迷宮に入り込むことになるのですねえ・・・。 原稿化されていてもそうだし、ましてや即席だったらなおのことなんですが、「口数言葉数は多いけど、結局は何が言いたいんだろう」ってことがままある・・・。 幸い、今回は宿題なので全文見渡すことが可能ですので、森を見ながら木を同定していこうと思います。 「そこ」にだけこだわったり、視野を狭くしていると余計ドツボなんですよ、とこれは自分への言い聞かせ。 #
by ruach2003
| 2007-01-16 23:05
| お勉強
「若い女性に子供を産めなんて、余計なお世話だと思うわ」とは、よく行くおうちのH美さん(団塊世代)の言葉。
これをぼーっとこたつでうとうとしながら聞いたのは木曜日のこと(他人の家で寝てるやつ)。 今丁度少子化についてスクールで勉強していて、ああ、記事が長いから早くやらなくちゃ、と読んでいたんですが。 何故だか読み進むにつれて、いらっときました。 そもそも私はこの現象と一連の批判・反論についていちいち反応しないようにできてるのですが。だってさ、結局、産みたくない人の感情も、産まねばならぬと思っている人の感情も、わからないから。私が30歳にして未婚・子供なし、なのは別に「負けた」からでもなく、結婚したいわけでもなく、結婚しなきゃ子供をもったらあかんと思っているからでもなく、ましてや結婚したいのに!と焦っているわけでもありません。ただ、まだなんやね~、まあ自然にそうなるっしょ、と思ってるだけ。子供は欲しいし人生を分かち合うパートナーも欲しい。でもそれって「そうせなあかん!いついつまでに!」って思って達成する気はないってこと。そんなのは相手にも子供にも失礼じゃろう。 で、なんでいらついたのかなって話なんですが。 確かに余計なお世話というのはある。最早「子供を産む」ことが「問答無用の義務」でもなくて、「選ぶ余地ができてしまった」というのも事実。そしてどうやら「子供を産みたくない」と積極的に思う人も少なからずいるらしい。そんな中で、正論をつきつけられても説得されても、「じゃあ産んでおくか」と思うわけない。大体が、少なくとも日本の政治家は頭の古いおやじやおじじ。そういう人たちが打ち出す「政策」が功を奏するとも思えません。 と、つらつらと考えていたけれど、例えば子供のいない人間への課税を検討するだとかいう政策について読んでいて、ふと思ったわけです。 なんだ、「ずるい」って思ってるのが本音じゃないのか。 自分たちは子供をもって育てて社会貢献しているのに、子供も産まずにふーたらして遊んで贅沢してて、ずるい。そう思ってるんじゃないのかなあって。多産万歳!少子化は異常だ!っていう人たちは。 勿論それが本当かどうかなんてわからないけれど、もしそういう気持ちで産まない女と男(男に責任が全くないわけではないので)にペナルティを課そうっていうのなら、じゃああんたも産むのやめたら?と思ってしまうわけです。 反対に、もし全くそういった感情がなくそうした政策を打ち出すならば、まあ確かに、ある程度の収入があって子供を持ってなければ自分で使える分が多いわけだし、子供がいる家庭よりも多めに課税されてもいいかなとは思いますけれども(ただし政治家!適正に税金使えよ!!)。 要するに。 子供産まないなんて異常、とか、わがまま勝手だ、という通念をまずどうにかしてもらいたいものです。ってどうにかするのは自分たちだけど。 私が子供を産んでもパートナーと暮らしても、自ら独身子供なしを選択した人を非難したりはしないぞっと。 #
by ruach2003
| 2007-01-13 20:24
| お勉強
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